元面接官が教える!合格確率を上げる”3つの面接対策”

就職・転職

「面接がなかなか通過しなくて、どうしよう・・・」

「自分にはやっぱり無理なのかな・・・」

昨今、コロナによる働き方の変化や、勤め先の業績悪化等により、転職を考える人が増えているのではないでしょうか。

一方で、まだコロナは収束の兆しが見えないものの、ウィズコロナによる企業の採用意欲の復調により、有効求人倍率は上昇傾向となっています。

そんな中でも、面接までは至るものの、その面接がなかなか通過しないとお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただ、そんな場合でも、面接時の振る舞いなどを多少変えるだけでも、面接の通過率を高めることができます!(ただし、絶対ではありません。)

その方法を今回はお伝えしたいと思います。

面接官も人です。なので、見せ方を工夫するだけで印象は大きく変わります。

私自身、過去に面接官の立場を経験していたことがありますが、これからお伝えすることを実際にやっていた人は、やはり良い印象を持ちました。

そして、私自身も面接を受ける立場の時に実践したところ、面接通過率は60%(15回面接を受けて、9回通過)でした。

最近では、オンライン面接の機会も増えてきているかと思いますが、これからお伝えする方法は、オンラインでも、リアルでもどちらでも活用いただける汎用的な内容です。

なので、ぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

それでは、いきましょう!!

非言語情報に意識をする

(1)メラビアンの法則

メラビアンの法則とは、アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した概念で、コミュニケーションにおいて受け手は言語情報よりも非言語情報に大きな影響を受ける、というもの。

・言語情報(話の内容など)

・聴覚情報(声の質や速さ、大きさなど)

・視覚情報(見た目、姿勢、表情など)

つまり、、、

話の内容よりも声の大きさや話し方、姿勢や表情などに意識をしてください。

(2)質問に対する答えは”結論”から!

普段、皆さんはこのような話し方をしていませんでしょうか?

(例)会社の上司に、ある商品の増産を提案したいとき

【A】この商品はお客さんも絶賛していました。受注も前向きです。実際に数字も上がっています

【B】この商品は増産すべきではないでしょうか。なぜなら、〜

この場合、結論から話しているのは【B】になります。

結論を後回しにする話し方をすることによるデメリットは、大きく2つあります。

一つが、「結論を伝えられぬまま話し終えてしまうこと」、そしてもう一つが、「話が長くなってしまい、要点(結論)が相手に伝わりづらくなってしまうこと」

折角よい意見を持っていたとしても相手に伝わらなければ勿体ないです。

なので、質問されたことに対しては、結論から伝えるようにしていただくようにしてください。

メモを取る

皆さんは、どちらの方が良い印象を持ちますでしょうか?

【A】メモを取りながら話を聞く人

【B】ただ頷きながら話を聞く人

恐らく、【A】の人の方がちゃんと話を聞いてくれているという印象を与えるのではないでしょうか。

もちろん、【B】の場合でも話を聞いていないとは思われないかと思いますが、より真剣に聞いてくれていると思ってもらえるのはどちらかと言うと、恐らく【A】の方なのではないでしょうか。

しかしながら、あくまでも私の経験談ですが、面接の場でメモを取りながら面接に望んでくれる方は非常に少数派です。

前提として、もし面接は企業から面接されるのみの場だと考えていらっしゃる方がいたら、それは間違いです。

面接をして企業も見極める場であり、一方で、皆さんも企業を見極める場所なのです。

となると、皆さんも企業に対して色々質問したりもすると思うので、ぜひその際にはメモを取りながら話を聞いていただくと、相手に良い印象を与えることと思われます。

また、そういった質問をする際にも、事前に質問を考えてくることになるかと思います。

その質問したい内容を頭に記憶するだけでは、いざという時に忘れてしまい、聞きたかったことが聞き漏れてしまうといったことも起こりうりますので、ぜひそういったリスクに備える意味でもメモ帳を活用ください。

自分は何が出来る人なのかを伝える

突然ですが、面接官はどんなことを考えながら面接をしていると思いますか?

きっと多くは、「入社後にどんな活躍をしてくれそうな人か」を想像しながら面接をしていることと思われます。

面接の場では、現職でどんなことをしていたのかについて聞かれることが多々あるかと思います。

そういった場合によくあるのが、結果や実績だけ答えることです。

もちろん実績も大事です。しかしながら、入社後にどんな活躍をしてくれそうかを想像するにあたって、実績ももちろんのこと、「その実績がどのように作り出されたのか」「うちの会社でも同じように実績を出してくれるのか(=再現性があるか)」といったところに、一番の興味があるのです。

従って、現職についての話をする際には結果はもちろんのこと、そのプロセスの部分を重点的に話すようにしてください。

まとめ

ここまで、私の面接官としての経験や、求職者としての経験などを踏まえて、面接の通過確率を高める方法についてお伝えしてきました。

お伝えしてきた内容は、あくまでも面接官に良い印象を与え通過確率を高める方法であり、絶対的な方法ではありません。

そんな中で今回のお話を通じて強くお伝えしたいのが、お伝えしてきた中身とは少しずれてしまうかもしれませんが、面接を受け身の場として捉えるのではなく、双方向のコミュニケーションを通じて、ぜひ皆さん自身もその企業を見極めて欲しいということです。

昔に比べて、今は最初に入社した会社でそのまま定年まで勤め上げる時代ではなくなってきています。

しかしながら一方で、日本企業のまだまだ多くは、転職回数などを気にする傾向が強くあります。

そうなった時に、入社後早々に退職してしまうような無駄な転職は無くしていただきたいと思いますので、そのためにはしっかりと面接の場で皆さんにも企業を見極めて欲しいのです。

ぜひ冷静な判断で、良い転職をして、ハッピーな人生を送っていきましょう!

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